
理由は色々あるけど、銀行を辞めたい…
こんな風に、
銀行員を辞めたいと感じてる人も多いのではないでしょうか。
私も銀行員を5年していたのでよく分かります。
辞めたくなる原因は色々あると思いますが、
辞めたい理由をしっかり分析することは大切です。
なぜなら、次の転職の際に一番気を付けたい要素が分かるからです。
そこで、
この記事では銀行員がよく感じている銀行を辞めたくなる理由と対策について詳しく解説します。
自分に当てはめて、次の転職先を見つけるときに役立てましょう!



それでは一緒に確認していきましょう!
銀行を辞めたくなる理由11選
同僚でよく聞く愚痴が下記11個です。
- ノルマが辛い
- パワハラ、セクハラが辛い
- ミスが許されない
- 朝が早い
- 飲み会が多い、イベントが多い
(ボランティア活動やゴルフ、社内旅行など) - キャリアに結びつかない
- 給料アップが期待できない
- 人間関係が辛い
- 休みが取りづらい
- クレーマー対応が辛い
- 人事異動が多い
いかがでしょうか。
上げだすとキリがないですが、色々ありますよね。
私は、この中でも、給料が上がらない、ミスが許されない、人間関係が辛い、パワハラセクハラが辛いというのが特に辞めたかった理由です。
一つ一つ確認しながら、転職時に気を付けるポイントを解説します。
【理由1】ノルマが辛い
1つ目の理由は、ノルマが辛い、です。
銀行員なら誰もが抱えるノルマという苦労。
クレジットカードや投信売上目標、貸付目標など、配属先によって様々なノルマが課され、業務外でも仕事のことを考えてしまう人は多いです。
一番辛いのは、お客さんに心から勧められる商品がないにも関わらず、勧めなければならないときですよね。
同じ商品を売るにしても、自分が自信をもって商品であればノルマを達成しやすいのですが、ノルマに課されている商品はろくなものがありません。



辛い人は急いで転職しましょう!
このノルマが辛いと感じている人は、
転職する際、営業以外の仕事を探すか、自分が自信をもって勧められる商品を扱っている会社を選ぶ必要があります。
【理由2】パワハラ・セクハラが辛い
銀行にいると、パワハラセクハラが当たり前のようにあって辛いですよね。
実際、私が働いてる時も目標が達成できていない営業さんが殴られていたり怒鳴られていて、見てるだけで辛かったです。
自分自身も仕事でミスをしたことは何回もあり、
上司によっては「お前なんかいらんわ!辞めろ!」みたいなことを平気でいう人がいて辛かったです。
酷い時には書類をブーメランのように投げてくる上司も…。



パワハラ、セクハラに良いことは一つもありません。
銀行は人事異動が定期的にあるため、ずっと一緒に働くわけではありませんが、
一定数パワハラをする人がいるためどこに配属されても被害に合う可能性があります。
HSPの方やデリケートな心を持っている人は身体を壊す可能性が高いので、注意が必要です。
温和な職場に転職しましょう。
おすすめの業界はWEB業界です。
リモートで働ける確率が高く、平和に働ける可能性が高いです。
【理由3】ミスが許されない
銀行員を辞めたくなる理由で、ミスが許されないというのも、大きいと思います。
私自身、銀行で多くの失敗をして心臓が痛いと感じることが多かったですが、転職した今感じるのは、
「銀行じゃなかったらこれはミスにならないのか…」
というコトです。
銀行以外の職場で働くと、書類の書き間違いや数字の誤りがあっても容易に訂正できます。
「上司に訂正印を貰わなくても大丈夫!」
気が楽です。
現金、現物を扱う機会も少ないので精神的な疲労がかなり少ないです。
銀行でちょっとした書き間違いが多かった私は、いつも人間失格だと自分で自分を責めていました。
しかし、
転職した今は気にせず働けています。



銀行のミスが許されないプレッシャーは他業界に比べて大きいです。
【理由4】朝が早い
理由の4つ目は朝が早いことです。
銀行員の朝は早く、朝8時に店に付くと急いで着替えて仕事が始まるので大変ですよね。
一般的に朝9時から始まる会社が多いので、羨ましいと感じる人は多いと思います。
しかも8時から働いているのに、始業は8時35分でその分の残業代が貰えるワケではないのも不服ですよね。



銀行の朝は早くて辛かった…
朝が弱い人は、転職しましょう!
【理由5】飲み会やイベントが多い
銀行を辞めたい理由に、飲み会やイベントが多いという意見もあります。
飲み会やイベントで業務後の時間や休日が奪われると、なんで銀行で働いてるのだろう・・・と感じる人は多いです。
時間が奪われるだけならまだしも、
実費でイベント会場まで行ったり、飲み代を割り勘で払わされたりすることも多いので、無駄な出費がかさみます。
下っ端の場合は、強制参加だったりして、幹事や準備も任されて大変なので辞めたくなる理由になっています。



何度飲み会に入ったことか…ボランティアに参加したことか…その度にお金が飛びました。
【理由6】キャリアに結びつかない
銀行の仕事は、年次を重ねても転職時の評価はあまり変わらないです。
新しいスキルを身に付けたくても、仕事で疲れ切って業後や休日に勉強する気力がない人も多いのではないでしょうか。
キャリアに結びつかない、転職時に収入アップが見込めないとなると、早くキャリアチェンジしたいと思って辞めたくなります。



結婚や出産などのライフイベントと重ならないように転職は早めにするのが賢明です。
【理由7】給料アップが期待できない
総合職でバリバリ目標を達成し続けている人は女性でも銀行で収入アップが期待できますが、事務職の方は昇給が殆どないため、辞めたくなります。
特に地銀信金に至っては、毎年2千円程の昇給しかなく勤続10年以降昇給なしといった、不遇の金融機関もあります。
上がらない給料と仕事内容が見合ってないため、辞めたくなる人が多いです。
他業種でも事務職の給料は安いですが、pcスキルが身に付いたり、ストレスが少ないなど別の意味で恵まれています。



給料が上がらないとわかったら転職しましょう!
【理由8】人間関係が辛い
8つ目は、人間関係が辛い、です。
銀行は微妙な支店に配属になると「職場いじめ」や「陰口を言われる」など辛い想いをします。
私は2回の人事異動で支店を転々としましたが、人間関係は3者三様。
新卒で配属された店は特に最悪で、女性のパートさんの悪口大会の巣窟でした。
中には働きやすい良かった時期もありますが、定期的に異動があるため長くはありませんでした。



気が強い性格の人がいると、大変です。
【理由9】休みが取りづらい
銀行員の休みは意外と多いですが、同僚で譲り合って取得する必要があるため、中々思い通りの休みが取れないのが現実です。
これに関しては、どこの会社でもよくある話なので銀行に限った話ではありませんが、
月曜、金曜が取りづらい、
月末月初が取りづらい、
3月9月が取りづらい、
連休が取りづらい
というのは銀行独特だと感じます。



銀行は比較的休みが多いですが、特殊なカレンダーで取りづらいのが残念ですね。
【理由10】クレーマー対応が辛い
銀行で働くとクレーマー対応することが多く大変です。
上司先輩同僚の人間関係も大変ですが、理不尽なお客さんの対応でも疲弊します。
1回限りのお客様なら我慢できますが、定期的利用される人でトラブルメーカーがいると、気が重くて辞めたくなります。



クレーマーが多い店に配属されたら最悪です。
【理由11】人事異動が多い
銀行はよくもわるくも人事異動が多くて引継ぎが大変です。
退職する人の引継ぎ、異動する人の引継ぎ、落ち着くときがありません。
異動の度に、お世話になった店とこれからお世話になる店にお菓子を配ったりお金も飛びます。
歓送迎会も多く、異動する人に餞別を用意するのも大変です。



何度、上司の餞別のネクタイを買いに行ったか…お菓子を配るのも人数の多い店だと大変です。
異動してすぐは辞めたいと言い出しにくい雰囲気もあり、ズルズル続けてしまう人も多いですよね。
しかし、転職はタイミングが大事なので、もし辞めたい!と感じたら転職活動を始めることが大切です。
以上、辞めたくなる理由11選でした。
この他にもリモートで働けないなど、労働環境に自由度が少ないのも辞めたい理由に挙げている人がいます。
辞めたい理由は色々ですが、
ノルマ、パワハラ、セクハラ、人間関係、の悩みは転職しない限りは改善が難しいです。
これらの悩みの方は、そのまま続けると体調を崩す可能性が大きいので、今すぐにでも転職活動をしましょう。
銀行員が成功しやすい転職サイト
実際に私が転職で利用して、また使いたいと思った転職サイトを紹介します。
- doda
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
登録するとキャリアアドバイザーが自分にあった仕事を探してくれたり、転職サポートをしてくれます。
面接対策や、あなたの良いところを応募企業に上手く伝えてくれます。



普段は仕事で疲れ果てて転職活動どころではないと思うので、転職エージェントに頼りましょう。
さいごに:辞めたい理由を分析して理想の転職先を探そう!
辞めたい理由は、さまざまだと思いますが、
その中でも今回紹介した、
・ノルマが辛い
・パワハラセクハラが辛い
・人間関係が辛い
という不満で辞めたいと感じている人は、一刻も早く転職活動をすることをおすすめします。
理由は、確実に身体に悪いからです。
他業界に比べて、銀行はストレスが多い職場で、うつになる人が多いです。
職場の人間関係で、うつになったことがきっかけで、働くこと自体に不安を感じて働けなくなる人も沢山います。
「自分は大丈夫」と思っていてもある日、無気力になる可能性もあるので、無理をしないよう気を付けてください。
もし今辞めたい、辛いを感じてる方は、手遅れになる前に、一歩踏み出して転職しましょう。



転職サイトに登録して、他社をみるだけでも気持ちが和らぎますよ!
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